幸せと偽りの中学生。

こんばんは🌙緑に埋もれ隊です!

今日はセルフヒストリー第2弾!中学校編です!

 

初恋?

中学生になり、周りはどんどん恋をするようになります。でも僕は女性に対して何にも感情が動きません。そんな中、恋なんてしないだろと思っていた男友達がある女性に恋をしました。彼はその女の子のことを話すと恥ずかしそうにしながらもとても幸せそうに見えました。当時の僕にとって「恋」はとても羨ましく思いました。そしてそれは、女の子じゃないとダメだと思ってました。

その当時、僕にはとっても仲の良い女の子の友達がいました。本当に大好きな友達でした。恋ではなかったですが。しかし彼が恋を羨ましく思った僕は、その女の子に「恋」をしてるという設定にしてしまいました。

「恋」をしてるとその友達に伝えると毎日恋バナに花を咲かせました。確かに幸せな時間でした。でも、今思えばその多幸感は男友達と楽しく話せていることに対してだったのかなと思います。しかし、そんなことを当時の僕は思うこともなく、いつしかその女の子と付き合いたいと感じるようになります。それは「恋」をしたいというよりも男としてのステータスのためだと今は思います。最低ですね。

 

失恋?

告白をしようと考え、たくさん頭の中でリハーサルをしました。その時間がとても幸せだったことを覚えています。もしかしたらその当時は本当に女性に恋をしてたのかもしれません。

そして、中1の3月31日その女の子と遊んだ帰りに告白をします。結果は惨敗。「友達としては好きだけど、男の子として見てなかった」と言われてしまいました。当時の僕は、とてもショックを受けました。断られたこと自体ではなく、男の子として見られていないということに。

そして、その女の子とは中2になってから一言も言葉を交わしませんでした。あんなに仲が良かったのに、お互いがお互いを敬遠していました。

こんなことになるなら、告白しなければ良かった。

その当時は本当に後悔しました。

 

恋バナ・下ネタについていけない

さて、失恋?してからちょっとだけ男の子と過ごす時間が多くなりました。しかしここで、大きな問題に直面します。

男子の恋バナに全く参加できないのです。「誰々ちゃんめっちゃ可愛くない?」「あいつの胸大きくね?やば!」など、健全な中学男子の話が理解できませんでした。

僕は、女の子はある一線からみんな同じくらいに可愛く見えてしまいます。「あの子の方が可愛い」「あの子の方が胸が大きいから好き」など、区別ができません。(ゲイあるあるでしょうか?)しかも、恋心もないわけですからもうちんぷんかんぷんです。適当に「そうだね〜」と相づちを打ってなんとかしのいでいましたが、辛かったのを覚えています。

しかし、男の子に関してはものすごく細かく詳しく区分できました。それに気づいた時はなぜか悲しくなったのを覚えてます。

 

そして、下ネタもまた参加しづらいネタでした。なんでなのか今でもよくわかりません。そして今も苦手です。エグいネタは自分もわかっているのに、なぜか話すのは苦手なんです。

そんなこんなで、中2くらいから男の子と話すのが苦手になってきたのです。

 

それでも幸せな中学生活

そんな失恋?や苦手なことが多かった僕ですが、学校生活は19年の人生で1番楽しかったのが中学時代でした。

中2の後半からは生徒会長を務め、部活では十数年ぶりにワンランク上の大会に駒を進めることができ、友達からも慕われていたと自負できるほど充実したものでした。

しかし、体が成長するに従って心も成長していき、自分が同性愛者だとはっきり自覚するようになりました。しかし、これは治るものだと思っていたため、あまり問題視はしてなかったです。そして、高校になりこのことが自分を苦しめることになります…

 

 

さて、中学校編も終わり次は高校編です。個人的には高校時代が1番辛くしかし、幸せな時期でした。

 

ちなみに、告白した女の子とは中3だ同じクラスになり、昔ほどではないですがまた仲良くなることができました。本当に良かったです笑

 

ではまた!