SNSの悲劇

こんにちは!緑に埋もれ隊です!

今回も前回に引き続きセルフヒストリー高校編を書きたいと思います!

 

高3夏休み大事件 その1 【SNS

前回のものと重複するところもありますが、高3の夏休みについて話したいと思います。

 

8月の上旬に部活が終わり、空虚感が漂っていた僕はその気持ちを紛らわすためにTwitterで裏垢を作り、ゲイの人達の垢をひたすらにフォローしてコミュニケーションを取ろうと考えました。

 

Twitterで見るゲイの同年代の人達はみんな仲間を作ってゲイとして輝いているように見えました。羨ましいなぁーと思いつつ、色んな人にDMで声をかけますが今までゲイの人と会話をしたことの無い僕は何を話せばいいのかわからず、やり取りが全く続きませんでした。

また、きっとここでたのしく会話をしたら自分がゲイであることを認めてしまうような気がして積極的にいけなかったのかもしれません。

 

そんな中、1人同じ県の同じ年齢の人を見つけやり取りをしていると、同じ高校であることが判明しました。とてもびっくりしたのと同時に、絶対に自分だとバレないようにしなければと思いました。

最悪な話ですが、自分の身元を探られないようにしつつ相手は誰なのか探ることにしました。

すると、その人は同じクラスでいつも一緒に行動してる人だと判明しました。焦りました。

あんなにおとなしい子が、実は同じ境遇の持ち主だったのです。一方的に誰かわかってしまった僕は、適当な理由をつけTwitterをやめました。これ以上話すと口が滑って自分のことを話してしまいそうだったからです。

 

こんなことになった場合皆さんなら喜ぶのでしょうか?自分も身元を明かすのでしょうか?

僕には出来ませんでした。夏休み明け、僕は極力普段通りを装いまいたがどうしても、目の前にいる人がゲイであると分かっていると1人で勝手に気まずくなってしまっていました。

それ以来怖くてTwitterでは裏垢を作らないようにしました。

 

高3夏休みの大事件のひとつです。

 

 

さて、ここで1個話を逸らしてSNSについて話しました。カミングアウトについては次に書きたいと思います。

ではまた!

大好きな部活と大嫌いな高校生活

こんばんは!緑に埋もれ隊です!

さて、セルフヒストリーも高校編になりました。

僕の人生(まだ19年しか生きてないが)で1番辛く1番楽しかった時期でした。もしかしたら、共感してもらえる所があるかもと密かに期待したりしてます…笑

 

男子が怖い男子高校生

さて、僕は高校受験に成功しそこそこ頭のいい自称進学校に入学することが出来ました。しかし、小中と仲の良かった友達とほとんど別れてしまい小中では無かったはずのコミュ障が発動!なかなか友達が作れません。初めてできた友達は女の子でした。その次も女の子。嬉しかった反面「このままではいかん!」と思った僕は勇気を振り絞って男の子に話しかけます。しかし、思うように会話が弾みません。女の子となら盛り上がっていたのにどうして!と頭を悩ませました。

そして僕はなぜ話が弾まないのかその要因のひとつを発見しました。会話に女の子と下ネタがいないのです。男子の会話を盗み聞きしてると、必ずクラスの女子ネタやら昨日のオナネタなど男子高校生が大好きなネタが詰め込まれていました。しかし、当時の僕はそのネタについてどう盛り上がればいいかわかりません。原因がわかっても解決出来ず、結果女の子と過ごす時間が多くなっていった高校1年でした。男子はいつしか恐怖の対象へと変化していきます。

 

学校で唯一自分らしくいられる場所

さて、高校で僕は吹奏楽部に入部しました。そこは僕にとって天国でした。大好きな音楽ができる所であり、自分を理解してくれる先輩同期後輩がいる所でした。クラスでは考えられないくらい素の自分でいることができ、女の子についての話や下ネタの話をしなくても会話が盛り上がる。僕の一生の友人達です。

 

学校に行けない……

さて、部活では順風満帆な生活を送っていましたがそれとは反比例して学校生活はどんどん辛いものになっていきます。男子との会話が盛り上がらないこともそうですし、男子のノリもよくわかりません。それに加えて、自分がゲイとバレたらどうしようという不安も追加され、クラスに入るのがどんどん億劫になってきました。

そして、高校2年生になりせっかく仲良くなりかけていた人とまた離れ離れになりまたゼロからのスタートになってしまいました。これらのストレスが溜まりに溜まり、体調を崩しやすくなりました。また、元気でも学校がこわくて行くことが出来ず仮病を使ってズル休みをすることも増えました。

高2にあった修学旅行はそれは散々なものでした。こんなに楽しくない旅行があるのかと…

 

限界

高3になり、眠れなくなることが多くなりました。横になると将来の不安や友達に偽りの自分を見せていることへの罪悪感などが襲い眠れぬまま朝を迎えるという日が度々起こるようになりました。

そして、部活の大会で引退が決まった時忙しかった日々から開放されると、一気にその不安等が襲うようになり夏休みに3日連続で寝られなくなりました。僕はこのままだと自分が壊れてしまうと感じました。

そこで僕はカミングアウトを決行するとにしたのです。

 

 

長くなってしまうので今回はここまで!

さて、高校生活も終盤に差し掛かりました。

このカミングアウトが僕をどう変えたのか!

 

ではまた!

 

幸せと偽りの中学生。

こんばんは🌙緑に埋もれ隊です!

今日はセルフヒストリー第2弾!中学校編です!

 

初恋?

中学生になり、周りはどんどん恋をするようになります。でも僕は女性に対して何にも感情が動きません。そんな中、恋なんてしないだろと思っていた男友達がある女性に恋をしました。彼はその女の子のことを話すと恥ずかしそうにしながらもとても幸せそうに見えました。当時の僕にとって「恋」はとても羨ましく思いました。そしてそれは、女の子じゃないとダメだと思ってました。

その当時、僕にはとっても仲の良い女の子の友達がいました。本当に大好きな友達でした。恋ではなかったですが。しかし彼が恋を羨ましく思った僕は、その女の子に「恋」をしてるという設定にしてしまいました。

「恋」をしてるとその友達に伝えると毎日恋バナに花を咲かせました。確かに幸せな時間でした。でも、今思えばその多幸感は男友達と楽しく話せていることに対してだったのかなと思います。しかし、そんなことを当時の僕は思うこともなく、いつしかその女の子と付き合いたいと感じるようになります。それは「恋」をしたいというよりも男としてのステータスのためだと今は思います。最低ですね。

 

失恋?

告白をしようと考え、たくさん頭の中でリハーサルをしました。その時間がとても幸せだったことを覚えています。もしかしたらその当時は本当に女性に恋をしてたのかもしれません。

そして、中1の3月31日その女の子と遊んだ帰りに告白をします。結果は惨敗。「友達としては好きだけど、男の子として見てなかった」と言われてしまいました。当時の僕は、とてもショックを受けました。断られたこと自体ではなく、男の子として見られていないということに。

そして、その女の子とは中2になってから一言も言葉を交わしませんでした。あんなに仲が良かったのに、お互いがお互いを敬遠していました。

こんなことになるなら、告白しなければ良かった。

その当時は本当に後悔しました。

 

恋バナ・下ネタについていけない

さて、失恋?してからちょっとだけ男の子と過ごす時間が多くなりました。しかしここで、大きな問題に直面します。

男子の恋バナに全く参加できないのです。「誰々ちゃんめっちゃ可愛くない?」「あいつの胸大きくね?やば!」など、健全な中学男子の話が理解できませんでした。

僕は、女の子はある一線からみんな同じくらいに可愛く見えてしまいます。「あの子の方が可愛い」「あの子の方が胸が大きいから好き」など、区別ができません。(ゲイあるあるでしょうか?)しかも、恋心もないわけですからもうちんぷんかんぷんです。適当に「そうだね〜」と相づちを打ってなんとかしのいでいましたが、辛かったのを覚えています。

しかし、男の子に関してはものすごく細かく詳しく区分できました。それに気づいた時はなぜか悲しくなったのを覚えてます。

 

そして、下ネタもまた参加しづらいネタでした。なんでなのか今でもよくわかりません。そして今も苦手です。エグいネタは自分もわかっているのに、なぜか話すのは苦手なんです。

そんなこんなで、中2くらいから男の子と話すのが苦手になってきたのです。

 

それでも幸せな中学生活

そんな失恋?や苦手なことが多かった僕ですが、学校生活は19年の人生で1番楽しかったのが中学時代でした。

中2の後半からは生徒会長を務め、部活では十数年ぶりにワンランク上の大会に駒を進めることができ、友達からも慕われていたと自負できるほど充実したものでした。

しかし、体が成長するに従って心も成長していき、自分が同性愛者だとはっきり自覚するようになりました。しかし、これは治るものだと思っていたため、あまり問題視はしてなかったです。そして、高校になりこのことが自分を苦しめることになります…

 

 

さて、中学校編も終わり次は高校編です。個人的には高校時代が1番辛くしかし、幸せな時期でした。

 

ちなみに、告白した女の子とは中3だ同じクラスになり、昔ほどではないですがまた仲良くなることができました。本当に良かったです笑

 

ではまた!

 

 

 

違和を感じたのは小4でした

こんにちは!緑に埋もれ隊です!

やはり、これからブログを書くにあたってセルフヒストリーを書くのは近道なのかなと思って何回かに分けて今日までの自分のセクシャルに関する歴史を綴っていこうかなって思います!

 

ハーレム女子会💓

小学校低中学年というのは男女の壁など気にせずに気の合う人と遊ぶイメージがあります。(今はどうか知りませんが)そして高学年になるにつれて男の子と女の子にはっきり分かれてくるものでしょう。

僕の周りも綺麗にその道を辿りました。でも、僕は違いました。小6になってもハーレムで女の子の家でお茶会なんてざらにありました。幸い、僕の周りの友達は僕なら大丈夫という謎の肯定を示してくれました。それが今後の僕を苦しめることにもなってしまうのですが…

しかし、それが自分はゲイであるという認識に至ったわけではないです。

 

オリンピックが僕を変えた

小4くらいの時でしょうか、授業でオリンピックに関する内容を扱い、古代のオリンピックについてパソコンで調べていました。すると画像検索で全裸の男の子2人が走っている絵が出てきました。ノンケさんなら素通りをするところでしょうが、僕はなぜか目が離せなくなりました。一度はサイトを閉じても、「また見たい」そう感じていました。それからというもの、親の目を盗んでパソコンでその画像を眺めていました。今思うと、ゲイが何かも知らないのに親の目を盗んでいるというのは、これがいけないことだと分かっていたのだなと思います。なんでなんでしょう笑

さて話を戻して。その絵を見ていると自分は男の人の裸を見るのが好きなのだということに気づきました。それからは早かったです。それから半年くらいは「男の裸」とか「男 下半身露出」などのキーワードで検索をかけ画像を探していました。

 

【悲報】親にバレる

しかし、この行為が親にバレてしまいました。母は泣きながら、「これは犯罪行為なの。気持ち悪いことなの。もう絶対にやめて」と言いました。この時のことは今でも鮮明に覚えています。(ちなみに、その行為は一過性のものだと思っているのか、今はゲイだと疑われていません。言わないだけかもしれないですが…)当時は素直だったので、一時はネットサーフィンから遠ざかりましたが、やはり忘れられず、深夜にこっそり起きてなるべくクリックやタイピングの音がしないように気を張りながらネットサーフィンを再開しました。

 

小学生にして演じる

その頃から「ゲイ」という言葉の意味を知り、「ゲイ動画」と検索をかけるようになりました。自分が知らない世界を一気に知ってしまいました。精通もこの頃です。

何も知らなかった僕を、一瞬でゲイにしてしまいました。小学生ながら、自分はいけないことをしてることを悟り、表では純粋無垢な小学生を演じている傍、裏ではあの子の裸はどんな感じなんだろうと妄想が絶えませんでした。小学生にしてノンケを演じていたのです。

 

 

さて、小学生編は以上になります。次は中学生編を書きたいと思います。

少しでも共感するなって方がいらっしゃったら嬉しいです!

では!!

 

 

 

自己紹介+α

こんにちは!こんばんは!おはようございます!

そして、はじめまして!

 

緑に埋もれ隊です!

 

このブログでは、ゲイである自分が感じていることや経験したこと、吹奏楽についてなど僕の身の回りで起きたことをつらつら記していきます!なにか1つでも興味を持っていただけたら幸いです!!!

 

自己紹介

名前:緑に埋もれ隊(由来:ただ単に緑が好きだから!笑)

年齢:19(大1)

セクシャリティ:ゲイ

部活:中⇒バスケ 高大⇒吹奏楽

歌手:Goosehouse

 

ひとまずはこんなところでしょうか…。まあ、おいおい色んなことは話していきたいと思います!!

 

さて、今回は+αということで自分が今の段階で自分のセクシャルにどう向き合っているのかだけちょろっとお話させてください!

 

特別じゃない。みんなと一緒!でも…

さて、自己紹介でも書いた通り僕はゲイです。

きっと、この事実はこの先も覆ることはありません。

ひとまず自分は男性に興味があると気づいてから10年ほどが経ちましたが、実のところ今100%自分のセクシャルを受け止め切れているわけではないです。

いつどこで見たか聞いたか覚えてないのですが、「なぜ同性愛者がいるのか?」という男の子の素朴な疑問を聞いた人が、「なぜあなたは女の子のことを好きになるのか?」と聞き、男の子は”分からない”と答えました。するとその人は、”そういうことだよ”という答えを出しました。

これを見た(あるいは聞いた)当時の僕は「なぜ男の子のことが気になるのだろう」という難題の1つを解決しました。僕も異性愛者も一緒だと感じました。自分は特別じゃない!そう思えたのです。

でも現実は違いました。やはり僕の周りでは男の子は女の子を好きになることが正義であり、男の子のことを好きになることは悪でした。

知られたら笑われる、嫌われる。そんな思いで過してきました。

今日に至るまでに、考えが変わる大きな出来事がありましたが、それは後日お話しします。

でも根本にあるのは、笑われたくない・嫌われたくないという気持ちです。

それを今日まで引きずっています。

100%自分を受け入れることはとても難しいです。でも、このブログを書いていく中で少しでも自分の中で何かが変わればいいなって思ってます!

 

 

初めてのブログで慣れないところもありますが、温かく見守っていただけると嬉しいです!!

よろしくお願いします!!